頭痛と脳梗塞の関係

脳梗塞が原因で頭痛に見舞われるケースがあります。この頭痛は、脳梗塞のごく初期から現れますから、早期発見のための大切なヒントになるでしょう。しかし、さほど激しい痛みではないことが多く、脳梗塞であることに気付きにくい、というのが難点です。

 

例えばくも膜下出血のケースでは、硬いもので激しく叩かれたような痛みで、異常事態であることが分かります。それに対して脳梗塞は「ズキズキ」というような言葉が使われる場合が多いようです。症状の進行に伴って痛みも強くなるのですが、それでも毎日のように必ず頭痛に苦しむというわけでもないといいます。頭痛よりもむしろ、四肢の痺れや、会話が困難になるなど、脳梗塞特有の症状で気付くケースが多く聞かれます。
脳梗塞を早期発見するには、人間ドックや健康診断を欠かさないことが大切でしょう。脳梗塞の頭痛にも様々なパターンがあり、痛みの程度や痛む箇所は人それぞれです。是非知っておいていただきたいのは、「脳梗塞だからといって必ず頭痛が発生するわけではない」ということです。

 

脳梗塞の前ぶれにも、当然ながら個人差があります。何しらの前兆を感じ取る人もいる一方で、まったく気付かないまま急に倒れる人もいるのです。ですから、頭痛の自覚がなくても脳梗塞の不安がまったくないとは限りません。

 

前兆が見られない、いわゆる「隠れ脳梗塞」は、定期健診などで偶然発見されるケースが多いそうです。脳梗塞は決して高齢者だけの病気ではなく、最近は若年層にも増えてきていますから、30代以上の方は特に十分な注意が必要でしょう。